頭の病気の王様!!くも膜下出血

みなさんこんにちはマッスルDrです。

今回は、脳卒中の3つのうちの最後の一つくも膜下出血です。

脳出血や脳梗塞と違い名前が、変わっておりピンとこないかも知れませんが、最も怖い病気です。
怖いと思う理由は大きく2つあります。

1.死亡率や重症化する可能性が高い。
 くも膜下腫血は脳外科の中で「3分の1の病気」と呼ばれています。

その理由は、くも膜下出血を起こすと
・1/3の人は病院に着くまでに亡くなる ”ほぼ即死”
・1/3の人は何らかの後遺症が残ります ”社会復帰が難しい”
残りの1/3の人が無事に治療を終えて自宅に帰れる人です。ただし、元の状態までに戻るのにかなりの時間が必要です。

2. 高度な医療が必要、治療後もリハビリが必要!!
 風邪などの病気のように、自然に治ることはなく、高度な医療が必要。

くも膜下出血になると、注意する3つの合併症があります。
再出血 → 命を失う可能性が高い。
スパズム(血管攣縮) → 出血の影響で血管は一時的にほそくなり、脳梗塞をきたす。
水頭症 → 頭に水がたまる。

くも膜下出血の症状は特徴的で、突然の激しい頭痛です。

金属バットで殴られたような痛みとよく言われます。

原因は血管に動脈瘤と呼ばれる「コブ」ができてて、破裂するのが原因です。

事前に調べるには、MRI検査が体に負担がないため進められます。
若い人は30代でもなることがあるので、気になる方は一度人間ドックを受けてみてください。

そのほかの脳卒中の病気に関しては前回記事にしましたので、そちらも合わせて呼んでみてください。
冬に多い脳卒中
手が動かない、喋りにくい、、、脳梗塞かも
突然の頭痛・脳出血!!寒さに注意

*最新のガイドラインや書籍を参考に記事を作成し、最新の内容にアップデートしますが、医療は日々進歩しているため、中には間違った内容が含まれる場合があります。

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